弁護士は敷居が高い？

弁護士といえば「裁判」というイメージをお持ちの方がおそらく多いと思います。
訴訟大国といわれるアメリカなどとは違って、日本では普通に暮らしている方が裁判沙汰に巻き込まれることはおそらく一生に一度あるかないかで、そういう意味で一般の方にとっては弁護士は馴染みがなく、また敷居が高く感じられている要因の一つだと思います。

しかし、使い古されたフレーズですが、実際にトラブルはいつ身に降りかかるかわかりません。そして、ほとんどの場合、実際に自分がトラブルに巻き込まれてしまってから慌てて弁護士を探すことになります。

身近に弁護士がいるメリット

身近でトラブルが起こって自分自身ではどうにも解決ができないときに弁護士の所へ相談に行く方が大多数だと思います。しかし、トラブルになる前の段階で弁護士に相談して適切に対処すればトラブルを未然に防ぐことも可能ですし、トラブルになってしまっても早くに手を打っていれば損害はずっと少なく済んだ、というケースも多々あります。
また、トラブルとまでは行かなくても、法律的に良いのかどうか何か悩みを抱えている場合に、弁護士がアドバイスをすることで悩みが解消するということもあるかと思います。

このように皆様にとって早期に弁護士に相談することのメリットは計り知れないものがあり、身近に信頼できる弁護士がいるかいないかでは安心感が大きく違うと思われます。

信頼できる弁護士を探す

ではどうやったら信頼できる弁護士を見つけられるのかということになりますが、何か弁護士に相談しなければならなくなって弁護士を探そうとする場合、まずは自分の知り合いに相談して弁護士を紹介してもらう方が多いと思います。
しかし、まず信頼できる弁護士を知っている知人が身近にいる方が少ないと思いますし、また、紹介された弁護士が自分にとって合うかどうかはわかりません。
また最近では、インターネットで探すこともできますが、ホームページの情報だけで判断するのは実際には難しいでしょう。
結局、実際に会って話を聞いてみないことには、その弁護士が信頼できるか、自分に合うかはわからず、中には何軒もの法律事務所を相談して歩く羽目になったという話も聞きます。

そこで、信頼できる弁護士を見つけるための一番良い方法は、実際にご自分で何かを依頼してみることではないかと思います。
もちろん、一般の方にとって弁護士に何か事件の解決を依頼する機会などあまりありませんし、そもそも敷居が高く感じられ、何か相談に行くことすら難しいと思っている方が多いというのも前に書いたとおりです。

なぜ弁護士なのか

私はこのような弁護士としての敷居の高さをなくし、気軽にご相談いただける方法はないだろうかという考えで当事務所を立ち上げました。

当事務所では、相続問題に力を入れておりますが、相続にまつわる諸問題は財産の名義書換の手続きという比較的単純な手続きから、相続税の申告という税金の問題、遺産分割紛争といった複雑な法律問題まで、程度の差こそあれほとんどの方が経験することになる身近な問題です。そして相続が発生した場合、当ページでもご紹介しましたように（→誰に頼めばよい？参照）、ほとんどの方が何らかの専門家に相談するか、手続きを依頼することになると思います。
そこで、身近な問題で誰もが経験する相続という機会に、一度、当事務所に何かをご依頼いただき、弁護士と関わることで、弁護士に対する敷居の高さを解消していただければと思っています。
そして、そのお付き合いの中で私のことを気に入っていただければ、皆様にとってもメリットを感じていただけるのではないかと思っています。

最後に

私にとって、皆様の相続手続きのお手伝いは単なるきっかけに過ぎないと考えています。私の最終的な目的は、相続手続きのお手伝いを機に、まずは弁護士というものを知っていただき、その後も皆様にとって信頼できる身近な弁護士として長くお付き合いをさせていただくことです（実際に、一度事件をご依頼いただいたり、ご相談された方は、その後も小さいことでも気軽にご相談に来られます）。
その点が、他の士業の事務所ではなく、当事務所にご依頼いただく最大のメリットではないかと考えています。